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報せ

今夜の仕事の帰りに、

先生が亡くなった

と、

先生の息子さんから電話をもらった。



今日の午後は私の姉弟子がお見舞いに行って、

容態は落ち着いているがいつ急変するかわからないらしい

と連絡をくれていた。


もうしばらく持ちこたえてくれるだろうと、勝手にそう思って、


明日、仕事が終わったらもう一度先生に会いに行こうと考えていた。



元気な間に散々、不義理をしておいて、

もう会えなくなったと知ってから悔やむ。


夜になって姉弟子とまた電話で話したときに、


お互いそう言い合った。



ご主人先生は、

奥様である私の師匠のところへ行ったのね。


10年ぶりに再会して、

また、

夫婦喧嘩しはるのかしらね


そう言って、


姉弟子と電話越しに泣いたり笑ったりした。



先生夫婦の長男さんは今では大きくなったイベント会社の社長で、


先代の社長である先生の訃報を、

あちこちに知らせなければならなかったのに、


先生を看取ってすぐ、病院から、

私達に連絡してくれた。



「亡くなる前によく会いに来てくれた。

ありがとう」

と言ってくれた。



こちらこそ、

最期に先生と会わせていただけたこと、

連絡いただけたこと、


本当に感謝しております。



と伝えた。





私が16、17歳、

今のうちの娘よりも若い頃に、


その当時すでに相当古かった宿を再利用した稽古場で、


先生夫婦と出会った。


父親であるご主人先生とともに小さなイベント会社を立ち上げた息子さん達とはある意味、兄妹だった。


いっときは、

私は息子さんの嫁候補にされたりもした。


「タレント」としての私はその家族に育てられて、

田舎のテレビやステージに出始めた。


タレントとしてこれからという時に私が急に結婚・出産し、


師匠である奥様が亡くなり、

疎遠になっていったけど、


それでも時々、仕事の声をかけてもらったり、


薄くではあったが繋がっていた、


遠い親戚のような人たち。




ひとりの人が亡くなったとき、


こうして、


いろんなことを思い出すんだなあ


毎日毎日、

やっつけにするつもりはなくても結果としてそうなってしまうこともある、

今の自分の仕事。


お客様の気持ちを、


いまこうして思い知らされているのだと、



これも先生の指導なんだろうなと、


ぼんやりそう思ったりする。



先生とのお別れの儀式のことばかり気になってしまうけど、




まずは明日のお仕事。


これまで以上に、


お客様の気持ちに寄り添って、


きちんと務めたいと思っている。
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Author:D-nuts
不惑の年にして戸惑いまくりの女の日記です。

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